2023年度中央大学法科大学院ガイドブック
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中央大学法科大学院 12[2015年 修了]松岡 沙菜城南中央法律事務所[2018年 修了]高田 早紀弁護士法人 中村国際刑事法律事務所法科大学院生活の思い出授業ではどの先生も熱心で、親身になってくださいました。先生方には、授業後に質問したり、研究室を訪問したりと、大変お世話になりました。また、授業やゼミでの発言から、仲間の頑張りが授業内から伝わってきて、モチベーションにつながりました。現在の仕事内容刑事事件・少年事件を扱っています。事務所で書類を作ることもありますが、警察署での接見等移動も多いです。急な逮捕や接見、打合せが入ることもあり、慌ただしい日もありますが、依頼者の将来をよりよくするためのやりがいを感じています。中央大学法科大学院で刑事系科目を学んだ際に感じた興味が、将来につながりました。後輩たちへ一言業務を担当するようになってから、基本的な知識の大切さに改めて気づくことができました。どの分野に進もうと考えていても、授業で得られる知識を大事にしてください。また、将来を考えるのであれば、興味のある分野の授業を幅広く履修することが参考になると思います。法科大学院生活の思い出先生方が大変熱心で、授業内外を問わず、質問や相談には親身になって応じてくださり、学生との距離もとても近かったと思います。修了後も司法試験の直前まで先生方の研究室を訪ねてはご指導いただき、最後の最後まで本当にお世話になりました。現在の仕事内容個人で受任している案件では、損害賠償請求や債権回収、債務整理、男女問題などの一般民事事件、労働事件、家事事件、刑事事件等、あらゆる案件を取り扱っています。事務所案件では、一般企業法務を中心に携わっています。後輩たちへ一言これまで多くの紛争案件に携わってきましたが、法律が万能に問題を解決できるわけでもないことを痛感しています。特に、いわゆる町弁が取り扱う案件においては、当事者の感情面でのもつれや憤りが強いことも多く、丁寧なコミュニケーションを重ねながら問題解決の糸口を見つけていくことがほとんどです。その意味では、人間関係を良好に築ける能力が欠かせない仕事だと思います。ロースクールでは、様々なバックグラウンドを持った方々と知り合う機会がありますので、日ごろから、たくさんの人と積極的に関わろうという意識を持っていると良いと思います。市民生活密着型ホーム・ローヤー刑事法ローヤー

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