2022_CLS_guide_FLIPPER_210423
25/40

学修支援体制 中央大学法科大学院は法曹コース設置を目的とする法曹養成連携協定を以下の10大学と締結しております。 法曹コースとは、大学の学部に法科大学院と連携して一貫性のある教育課程を編成し、法曹を目指す学生に学部段階から効果的な教育を行うことを目的とした制度で、令和2年度の学部2年次生よりスタートした制度です。■鹿児島大学法文学部■熊本大学法学部■信州大学経法学部■新潟大学法学部■西南学院大学法学部■中央大学法学部 法曹コースの学生は、原則として大学の学部を3年間で早期卒業することになります。これにより、法科大学院法学既修者コース2年間とあわせ5年間で司法試験合格を目指すことができるようになります。■明治学院大学法学部■明治大学法学部■立教大学法学部■立命館大学法学部■学生による評価 学生による授業評価を学期中間と学期末に実施し、その集計結果を分析して、教育の内容や方法について改善と向上を図っています。また、オピニオン・アンケートを通じて寄せられる学生の意見や要望をもとに、学修環境の整備に努めています。さらに、学生の評価・意見に基づいて「ベスト・ティーチャー賞」を該当教員に授与し、表彰するとともに、授業アンケートの集計結果(概括)とあわせて中央大学法科大学院公式Webサイトで公開しています。■積極的なFD(ファカルティ・ディベロップメント)活動の展開 中央大学法科大学院は、高度かつ最先端の教育を展開していると自負していますが、教育内容と学修環境の充実に向けてさらなる努力を続けています。このためFD委員会を組織して、教員の資質・能力の向上、教育内容の充実と教育方法の開発のために、組織的な取り組みを積極的に展開しています。 具体例としては、①学生による授業評価の実施とその分析、②教員相互の授業参観等の研修プログラムの実施や外部の研修プログラムへの参加、③授業方法の改善や教材の開発等のためのFD研究集会の開催、④学生と教員との懇談会(クラス・ミーティング)の実施、⑤教育の質的向上のために必要な企画(司法試験内容と授業内容の相互点検、修了生・司法試験合格者の声の反映など)を実践しています。■認証評価 すべての法科大学院は5年以内に一度、文部科学大臣の認証を受けた評価機関(認証評価機関)による法科大学院認証評価を受けることが義務づけられています。中央大学法科大学院は2008年度・2013年度および2018年度に日弁連法務研究財団の認証評価を受審し、「適合」していると認定されました。■自己点検・評価、アドバイザリーボード 法科大学院は、その教育と運営の全般にわたって、恒常的な自己改革に努めていく必要があります。そのために中央大学法科大学院では、多様な項目にわたって自己点検・評価を実施して、毎年度「自己点検評価報告書」を作成し、Webサイトで広く公開しております。 また、主に外部有識者等によって構成される「アドバイザリーボード」を設けています。アドバイザリーボードは、中央大学法科大学院の教育と運営の全般にわたり、充実と改善のための忌憚のない意見を示し、助言をします。10大学と法曹コース設置のための協定を締結!よりいっそうの充実のために

元のページ  ../index.html#25

このブックを見る